前回に引き続き、今回もスターデルタ始動法の説明です。
では、実際のスター、デルタの切り替え回路はどのようになっているかを図に示します。
表現方法として、次のような書き方があります。
また、実際の配線は下図のようになり、各相端子への接続は電源R相、S相、T相の確認と電動機の端子U相、V相、X相、Y相、Z相を確実に行います。
また、このスター回路からデルタ回路への切り替えは電磁開閉器をタイマーで自動的にします。
このタイマーはスター・デルタ切り替え専用の物があり、その特徴はスターの時間が終わりデルタに切り替える間に0.5秒ほどの時間を入れています。
これはMgswの接点の残留アークの消滅時間です。