COLUMN
コラム

スターデルタ(Y-△)始動方式 「その1」

三相誘導電動機を始動させるには色々な方法がありますが、ここではスターデルタ始動法を説明します。

スターデルタ始動法

スターデルタ始動法

この方法は始動電流を抑えるため使われています。
通常は電動機容量が5.5kwから30kw程度がこの方法です。
三相誘導電動機の内部回路を表すと三つのコイルが巻き込まれていて、上図の様にスター型で始動し数秒から数十秒でデルタ型の通常運転の電気回路に切り替えて始動することを言います。

また、スター、デルタ始動時の端子配列の記号は非常に重要でこれを間違うと始動しなかったり焼損のおそれがますので、要注意です。

電動機の端子台の配列を見ると

電動機の端子台の配列

この図のように端子台には6本の配線があります。
スターからデルタに切り替えるための端子です。
また、この三相誘導電動機を直入始動方式で始動する場合はデルタ回路で始動しますので、配線が上と下の端子を短絡すれば済むようになっています。

スターデルタ(Y-△)始動方式 「その2」もお楽しみに!!

SHARE

CONTACT
お問い合わせ

お仕事に関するご相談や質問など
まずはお気軽にお問い合わせください。