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コラム

制御盤の検査に使う測定器について

制御盤が完成したら、出荷する前に、ちゃんと設計図・仕様書通りに出来上がっているか検査します。
制御盤の寸法や色などの外観や構造の確認、正常に動くかどうかの確認、防水性の確認など、たくさんの品質チェックをクリアしないと出荷することができません。

前回の豆知識で検査の種類をご紹介しましたが
今回の豆知識では、それらの検査で使う「測定器」をご紹介します。

外観寸法検査で使うのは

ノギス

物の厚さや球・穴の直径を正確に測るための、
ものさしです。

スケール

いわゆる巻尺です。
メジャー、コンベックスとも言います。

塗装検査で使うのは

色差計

色を数値化する機械です。
お客さまの要望通りの色かどうかを確認します。

光沢度検査で使うのは

光沢計

表面の光沢を測定する機械です。
曖昧な識別を数値化することで、客観的データを基にした検査が可能です。

膜厚検査で使うのは

膜厚計

膜厚計とは、塗装されたコーティング剤の厚さを測るための測定器です。
本体を壊すことなく測定でき、ひび割れの原因にもなる塗りムラの有無をチェックできます。

耐電圧検査で使うのは

耐電圧試験器

絶縁性評価のため、高電圧を短時間印加する試験装置です。

絶縁抵抗試験で使うのは

絶縁抵抗計

絶縁が保たれているかどうかを、25V-2000Vの直流電圧による電流で測定するための機械です。

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