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制御盤とは

制御盤とは・・・

機械/設備を電気制御するための電気制御機器・電気機器・電気部品を入れた箱（盤）のことです。
制御盤の中身は大きく分けると「動力回路」と「制御回路」の２つの部分に分けられます。
ポンプ、モーターなどの電動機やヒータ類の運転、異常時の保護を目的としています。

動力回路: 機械の各動力部（モーター・ヒーターなど）に電気を供給して動かす為の回路。
その為には、制御盤のマグネットスイッチやインバーターなどを介します。
制御回路: 動力回路のマグネットスイッチやインバーターを意図したタイミングで動かす為の回路。
様々な入力信号を受け取って（たとえば機械の状態を検知するセンサーや制御盤のスイッチ）機械を動かす為の条件付けをします。

制御盤の簡単なイメージ

「機械を機械屋さんの思った通りに動かすための機器を入れた箱（盤）。機械の頭脳部分。」

私たちの生活を支えてくれている制御盤

電気が関わる設備には大小や中身は様々ではありますが“必ず”制御盤が組み込まれているんです。

例えば、私たちの身の回りでは建物のエレベーターやエスカレーター、オフィスのように中央で一括管理するような空調、火災報知機などに組み込まれています。
マンホールポンプや浄化槽、浄水場など生活用水を扱う設備にも制御盤が使われているんです。
大きなダムのゲートなんかも制御盤で動かしているんですよ。