制御盤組立で使用される電材/雑材についてお話をしたいと思います。
電材/雑材も決まった名称はあるはずですが、人によって様々な呼び方で使われますね。
簡単に言えば、通称です。
そこで今回はその一部について紹介をしたいと思います。
1巻単位の無地のチューブ。
制御盤の中で配線端末に付加される符号つきチューブ。(今回はこちら)
昔の制御盤を見るとこれが無い盤も見受けられますが、現在ではこれが無い盤は皆無ではないでしょうか。
マークチューブと図面を照合すれば、どの回路に使われている線か簡単に判断できます。基本的に、同じ符号の線は繋がっています。繋がってないと断線しています。
線番号・・・・・・・作図する際はよく使います。
線番・・・・・・・・線番号の短縮型。筆者がよく使う言葉です。
チューブ・・・・・・マークチューブの短縮型。
ワイヤーマーク・・・仕様書によってはこのような記載もあります。
電線(機器付属のリード線等)を延長させる絶縁スリーブ。
呼び(※1)によって、いろいろなサイズがあります。(CE 2、CE 5等)
専用工具で圧着(※2)します。
※1基準値 ※2かしめる
ラッカサン・・・筆者も最初はこの言葉で習いました。
パラシュートに似ているから(?)。
CE・・・・・・・品番、型番の頭文字。現在、よく使用される言葉かと思います。
現場ではいろいろな言葉が飛び交ってます。が、同じような意味かもしれませんね。
慣れてしまうと違う言葉同士が、頭の中で一つの意味に統合されちゃいます。初めて聞く方は、暗号の様に感じるかもしれませんね。